上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
◇母娘丼への期待
(画像拡大出来ます)
当時隣町の街道筋に大型スーパーが新規開店いたしました。
その影響かわが町の商店街の老舗スーパーが早々に廃業に追い込まれ、
閉店してしまったのです。仕方なくバス停二つほど離れた新規開店の
スーパーに出掛けた折の事です。
混雑するレジで三人待ちほどして私の順番になった時、レジ係の女性が交代したのです。
その交代した女性を見てその美しさに私は身震い致しました。
そして何故か懐かしさを覚えたのです。
首に掛かったICタグには井上慶子と書かれて居りました。
「お客様はポイントカードお持ちですか」
と彼女が聞いてきます。私は、
「いいえ、持っていません」
と答えると、
「簡単に作れますから、お作りしませんか」と、
記入用紙を差し出しました。
私は住所と氏名を書いて渡すと、
「あら私と同じ町内ですね、線路向うの団地の方ですね」
と言い、
「貴女は二丁目ですか、昔二丁目に井上香と言う人が居たのですが、
私は其の方と中学の同級生だったんですよ、貴女は親戚か何かの方ですか?」
「井上香は私の母です」
と、言うでは有りませんか。私の後ろにも数人並んで居ましたので、
話し込む訳にも行かず、其の日は其の侭別れたのですが、
懐かしく思ったのは彼女が昔の同級生、井上香に生き写しの様な女性だったからです。
それがきっかけで、レジで逢うたびに二言、三言、言葉を交わす様に成りました。
午後の三時頃に店を退出し自転車置き場に現れた彼女に、
「お母さんの話を聴きたいので、駅前の喫茶店に行きませんか」
と声を掛けると、
「ええ、母も貴男の事を覚えていましたよ。私も昔の母の事聞きたいわ」
と笑顔で私に付いてきたのです。
...続きを読む
- 2012/10/31(水) 01:57:31|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
◇無理矢理犯される義母
私は妻を従兄弟に抱かせる度に、幼いあの頃の頃の事を思い出すのが常でした。
それは、妻が他人に抱かれるのを見物して興奮すると言う、
現在の私の異常性癖に投影している出来事です。
あれはもう三十七、八年も前の事になるでしょうか、
私が中学三年生でしたから十五歳の時です。
それより三年前に私の母と離婚していた父が再婚して、
私には新しい母親が出来たのです。
継母の名前は里子。当時三十九歳でした。
色の白い、とても綺麗な人でしたが、いえ綺麗だからこそ、
私は父の再婚相手の彼女を快くは思っておりませんでした。
いや、それ以上に一番多感な少年時代ですから、事あるごとに反発をしていました。
美貌を武器に父を誘惑したのに違いないと稚い心で想像し、
淫蕩な女だと少年の潔癖さから決め付けていたのです。
しかし、そんな私の心は、間もなく変わったのでした。
それは、偶然に襖の隙間から盗み見た、強烈なシーンが原因です。
父は離婚をしてから酒乱気味で、普段は優しい父なのですが、
酒が入ると私にも辛く当たる事が多々有りました。
そんな父がある晩酔って帰って、突然嫌がる継母の髪の毛を掴んで引きずり回し、
全裸に剥いて、のしかかっていったのです。
継母は泣き喚いていました。私は父に怒りを覚えました。
この父に暴力で無理矢理犯される義母の姿を盗み見てから、
私の彼女に対していた反発心は同情心に変わり、
やがて恋慕の気持ちへと移っていったのでありました。
そんな十五歳の少年の熱い心の移ろいは、
三十九歳の大人の継母には手に取るように分かったようです。
間違いが起こったのは、父が会社の慰安旅行に出掛けた晩でした。
私は偶然にも、義母が風呂場で体を洗っているのを、
僅かに開いていたドアーの隙間から覗いてしまったのです。
閉め忘れたのか、それとも彼女の悪戯心だったのか、それは判りません。
今考えると、父に暴力を振るわれ屈折した彼女の心が、
ふっと思いついた気まぐれだったような気がしているのですけれど。
...続きを読む
- 2012/10/14(日) 07:20:07|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
◇耳に心地よい誘惑
情事の興奮も冷め遣らぬある日の午後、ふいに恵美が我が家を訪ねて来ました。
外回りの途中のようでしたが、時間はいくらでも自由になる仕事らしいのです。
「ちょつと顔を見に寄っただけ。お構いなくね」
ニヤニヤと意味有りげな笑いを湛えながら、それでも恵美は居間に入って来ました。
「うふふっ、貴女、顔がツヤツヤしてるわね。
随分とお楽しみの様だったわね、上田さんと・・・」
「・・・恵美、知ってるの?」
少なからず、私はショックを受けました。二人だけの秘密と思っていたのに、
上田が喋ったに違いありません。
「知ってるわよ。もちろん。
だって、最初からその積りで貴女を上田さんに紹介したんですもの」
「そ、それ、どういうこと・・・?」
お茶を出す手が、大きく震えました。
「私を利用したの?保険の契約を撮る為に、私を上田さんに宛てがったの!?」
「そんなに怒らないでよ。違うわよ、あなたを利用するなんて、
そんなバカなこと・・・。私は良かれと思って、あなたを上田さんと引き合わせたのよ」
「判らないわ。いったい、恵美ったら何を考えてるの?」
「まあまあ、興奮しないでよ。人生は短いのよ。佳代子」
恵美は、憎たらしいほど落ち着いていました。
「人生は楽しんでこそ人生じゃない?
面白おかしく生きなきゃ、損ってもんだわよ。貴女は、何が楽しくて生きてるの?」
「恵美には関係ないことよ」
「この間は楽しかったでしょ、佳代子?
多少、羽目を外したって楽しくなきゃ生きている価値ないわよ。
今日び、どこの人妻だって不倫ぐらいしているわよ。
アバンチュールなんて、当たり前の世の中なのよ、佳代子」
「そ、そうかしら・・・。でも、主人には絶対、内緒にしなくくっちゃ」
「当然でしょ。私だって、主人には秘密にしているわ」
恵美は、サラリと言ってのけました。
...続きを読む
- 2012/10/07(日) 13:41:20|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0