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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

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再編集・遺骨の無い墓。其の二

◇おしゃぶり上手
神戸の女2-1
それから、頭を上下に動かしながら、すぼめた唇で棹の部分を扱き立て始めたのです。
「香織さん、とても快いよ。チンポが痺れるよ」
私はタイルに両手を突いて、大きく腰をせり上げました。
彼女は何とも答えずに、懸命になって、しゃぶり立てます。

「うううッ・・・・出そうだ、もう・・・」
と、私は息を荒くしました。実際に腰の辺りが麻痺して来て、
今にも射精しそうになったからです。

「ううッ、ううッ・・・」
と、彼女が私のモノを扱きながら、何度も頷く仕草をしました。
口の中に射精しても良いと言って呉れて居るのです。

いつの頃からか、
「貴男の粘っこいカルピスを飲むのが楽しみになったわ。
 とっても濃くって美味しいんですもの」
と言って、私の精液を飲みたがる様になった彼女。

「くっ・・・おおっ・・・で、出るよ、もう・・・出すよ」
と、私は尚も腰を仰け反らせて居りました。
そして、とうとう堪え切れずに、腰を痙攣させて、
ヒューッと精液を彼女の口の中に迸らせて居たのでした。

「うむむっ・・・」
彼女が呻いて、私のものをギュッと強く咥えました。
そして、一滴も残すまいとするかの様に、唇で搾り出し舌で吸い立てます。
「おおっ、香織さん・・・!」

私はピクンピクンと断続的に腰を痙攣させました。
そうしたら、口中に溜まった精液をゴクゴクと飲み干し、
顔を起こして舌で唇を舐め、
「ああ、美味しかったわ」とニッコリと笑いかけて来た彼女でした。

女房は結婚当初から一度として私の精液を飲んで呉れた事はありませんでした。
たまたま口で受け止めても、すぐに洗面所に駆け込んで、ゲーゲーと吐き出すのが常でした。
ですから、香織さんが私の精液を嫌がりもせず、いや、それどころかさも美味しそうに
飲んで呉れる事に、何よりも感動を覚えていたのです。

流石に私も、其の頃はすでに五十代の半ばでしたから、一度射精すると、
時間を置かないと再び勃起するのは無理でした。
ですから、私達は風呂場ではセックスはせずに、上がったのでした。


神戸の女2-2
部屋に戻ると、彼女は四っん這いになって、座椅子に座っている私のチンポを咥え始める。
上手なフェラチオです。人の気配がするので、入り口を見ると、襖が20センチほど開いており、
部屋付きの仲居さんと目が合うと、微笑んで襖を静かに閉めて出て行きました。

仲居さんは声を掛けたのでしようが、二人とも気が付かなかったのです。
香織さんは今まで仲居さんに見られていたとは気付かずにフェラチオを続けています。
そして、チンポから口を離すと、
「いきそう、いってもいい?いっていい?」と私に言いました。

「まだ、だめだよ、楽しみはもう少し後でね、それにそろそろ食事の時間だよ」
彼女は暫く私に寄り添ってキスをしたりチンポを弄んでいると部屋の電話が鳴りました。
彼女が受話器を取ると、食事の準備が出来たので、お持ちしてもよいか?との連絡でした。

しばらくすると、宿の夕食が運ばれて来ました。
「じゃあ、奥様、あとはよろしくお願い致します」
と、年輩の女中さんは、気をきかせて直ぐに部屋から退散しました。
香織さんは、嬉しそうな風情でした。
「私たち、きっと似合いの夫婦に見えたのね」
と、食事の間中ニコニコして居りました。

食事が終わって、女中さんが夜具を敷いてくれると、彼女はすぐに掛布団をめくって、
並んで敷かれた敷布団を引っ張り、くっつけました。そして、悪戯っ子の様に笑いましたが、
次第に淫蕩な表情になると、浴衣を脱ぎ捨てて下着もずり下ろし、布団に横たわって
恥ずかし気も無く両脚を開いたではありませんか。

「あああっ・・・あなた、そろそろ大丈夫でしょ。私、もうこんなにも濡れて居るのよ」
と腰を悩ましくくねらせ、更に両脚を広げます。
「香織さん・・・」
私の眼に、彼女の女性器があからさまに飛び込んで参りました。
黒々と生い茂った恥毛、その下の肉の裂け目はもうだらしなく口を開いて居りました。
そして、濡れ切ってヌメヌメと光る陰唇。いやらしくも魅惑的な光景です。
神戸の女2-3
「ねぇ、ひどい濡れ様でしょう。私、さっきら貴男が欲しくて・・・我慢出来なくなって居たのよ」
と、彼女が熱い息を吐き出したと思ったら自分の中指を性器に擦り付けて行きました。
「香織さん・・・」
私は思ってもみなかった彼女の行動に、呆気に取られたものです。

しかし、彼女は尚も小陰唇と小陰唇の間を弄繰り回し、体をうねらせながら、
その指を膣に突き入れて行ったではありませんか、
「あはっ・・・!」
と、彼女が弾かれたように、背中を反り上げました。

何と言う事でしょう。旅先での開放感が彼女を淫蕩にしたのでしょうか。
それとも、夕食の時に飲んだ酒の所為なのか、
彼女は私を挑発する様に自慰を始めたのですから。

「か、香織さん!」
私は途端に胸の中がざわめくのを感じました。
「あっ、あっ、あっ・・・欲しいの、欲しいのよ」
と、彼女が指を深々と挿入して印肉を掻き回すように動かして、仰け反りました。
そして、腰を悩ましくくねらせます。たちまち指は付け根までネチョネチョになりました。

昂り切った私は身を乗り出して、彼女の股間を覗き込みます。
そうしたら、私の視線を意識してか、ますます激しく指を動かし、
腰を揺すり立てながら、ヒィと喘いで泣く彼女。

私の肉茎はもうすっかり漲り切って居りました。
私は浴衣を脱ぎ捨てると、彼女に飛び掛って行きました。

「ああっ、あなた・・・抱いて」
と、彼女が指を抜いて、私の首に両手でしがみ付いて来ました。
「か、香織さん」
この時ほど興奮した事は有りません。私は滾る肉茎をすぐさま、
彼女の熱い蜜壺に埋め込み、そして、激しくピストン運動を開始したのでした。
  1. 2014/12/10(水) 15:53:27|
  2. 忘れえぬ人
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