2ntブログ
PV UU 現在の閲覧者数:

別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

時の流れる侭に、其の五

201406251635480aas.jpg
私は石川 芳江です。
伊佐雄さんとは中学生の時二年間同じクラスの
同級生と言う間柄でしたが、特別仲が良かった訳でもなく、
ましてや「男と女」を意識した関係では無かったのです。

其れまでの私は、伊佐雄さんの存在さへ知らなく、
卒業アルバムを見ても、
あぁ此処に居る人が伊佐雄さんだったんだと言う、
程度の認識か無く、同窓会で会っても、
親しくお話をした事は有りませんでした。
今回は同じ同級生の文子さんに、
就職の相談に乗って貰って居たら偶々、
「前田伊佐雄君に頼んで見よう」とご紹介されたのです。

それが僅か二日の間で私の運命を変えてしまう程の
お話に進展してしまうとは「運命」とは不思議なものです。

私は子供の頃から身体が大きくブス顔だったので、誰も女としては、
扱っては呉れませんでした。18の時から不良グループに入って居て、
タバコや酒を飲み、不純異性交遊に耽っており、誰の子かも判らない
娘を出産してしまったのです。両親や姉妹からも見放され、
只一人の私を気遣って呉れた祖母にも死に別れ、家からも追われて
途方に暮れていた時に伊佐雄さんを紹介されたのです。

伊佐雄さんは私が今までに出会った同世代の男とは全然違う
タイプの男性でした、未だ24歳と言う若さなのに、立派に会社を
経営していて、社会人として自立した大人でした。

私の周りには「親のすねをかじり」遊び回る男か、
親の仕事を次ぎ二代目を気取り「格好良いクルマ」を乗り回すけど、
中身が全然無い男ばかりで、一代で会社を興し汗水流して
働いている伊佐雄さんの様な男性は知りませんでした。

私は一週間ほど一緒に仕事をしてみて、彼の優しさと真面目さ、
そして仕事に打ち込む真摯な態度、
そして「夢」に掛ける情熱にすっかり、惚れてしまいました。
そして私は彼を男として受入れる準備が出来て来て居たのです。



085003.jpg
出会ってから十日目に伊佐雄さんとセックスをしてしまいました。
彼のセックスは素晴らしいものでした、もう身も心も彼に奪われて
仕舞いました。伊佐雄さんと一緒に「夢」を追いかけ、
生きて行きたい、と真剣に思う様に成って居ました。

私が入社して最初のお給料の日、
当時「給料」は総て現金で手渡しが常識でした。
私の分も含めて21名の給料明細と現金を封筒に入れるのが今日の
仕事でした。一円・十円・五十円・百円硬貨の枚数と千円・一万円札
の枚数を銀行に電話して事前に用意してもらうのです、そして昼過ぎに
小切手を持って私が銀行に取りに行きました。そして会社に戻り、
給料袋に現金を入れて夕方皆さんに手渡しするのでした。

初めての経験に私は緊張しました、絶対に計算ミスや入れ間違いは
許されません、皆さんに「ご苦労様、今月の給料です」と言って配り
終った時には、ドッと疲れが出てしまいました。
給料日は皆さん定時間で帰るのが慣わしのようで、五時半には工場に
残ったのは私と伊佐雄さんの二人だけでした。

彼と私は事務所のソファーに座り、お茶を飲んでいました。
「今日はご苦労様、慣れない仕事で疲れたでしょう」
と優しく労わりの言葉を掛けて呉れました。
「ハィ、正直疲れました、お金を扱うのて疲れますね・・」
「慣れて下さいね、事務は総て芳江に任せるからね」
「色々教えて下さい、足手纏いに成らないように頑張りますから」
「零細企業だから、金の苦労や人間関係で嫌な事も
 経験するかも知れないが、どんな些細な事も一人で悩まず、
 俺に言って下さいよ、俺も隠さず何でも言うからね」

「そろそろ帰ろうか、晴美が待ってるよ」
「俺は戸締りを見て来るから、クルマの中で待ってて呉れる」
私は事務所の電気を消して表に出ました。
表は未だ明るく、此の儘帰るのが何だか勿体無い気がしたのです。
ある町工場1-3
彼がクルマに戻って来ました、私はチョツト甘えたい気持ちに成って、
「こんなに明るいのにもう帰るんですか」
「えぇ、今日は給料日だから、残業無しだよ」
「二人だけの残業がしたいわ・・・」
「ハァハァ判ったよ、なにだな・・・」
と伊佐雄さんは笑いながら、私の気持ちが判ったようです。

「それじゃもう一度事務所に戻ろうか」と言って事務所に戻りました。
私はもう彼に抱かれたい気持ちであそこが濡れてきて居ました。
私を事務所のソファーに横たえると、ブラウスとスカートを脱がせて、
ブラジャーとパンティーだけの姿にしたのです。

伊佐雄さんは、床に膝まづく様にして、私の身体を愛撫し始めました。
最初は私の顔の上に伊佐雄さんの顔を重ね、優しいキッスから始りました。
私は伊佐雄さんの首に手を回して、伊佐雄さんの舌を貪ります。
互いの舌を絡み合わせ、唾液を交換し合う強烈なデーィブキッスに
私の身体は震えました。彼の指は私の耳たぶや耳の後ろを撫ぜて呉れます。

私の唇から離れた彼の唇は胸には行かず、私の両手を頭の上で組ませて、
脇の下を舐め始めました。くすぐったいのと快感の入り混じった感覚に、
私は「うぅぅぅ・・・」と呻き声を上げたのです。
伊佐雄さんは、凄く舐め上手なのです。

私の身体をザラザラした舌が這い回ります。脇の下から乳房へと・・・
ブラジャーのホックを外し露に成った乳房は既に乳首は固く勃起しています。
そんな乳首を口に含んで転がす様に舌先でほじります。
「あぁぁぁ・・・・きもちいい・・・」
「乳首を噛んで・・・」私は寄り強い刺激を求めて、おねだりしていました。

愈々パンティーを剥がされて、総てを曝け出す処に来ました。
伊佐雄さんも服を脱ぎ、トランクスを脱ぎ捨てて全裸に成って呉れました。
筋肉質の引き締まった身体に、人並み以上に大きなペニスが私の欲情を
煽り立てます。
早くその大きなペニスを私の中に入れて貰いたくて、私のあそこは愛液が
溢れています。
  1. 2014/10/26(日) 07:44:05|
  2. 母と妻と私の三角関係
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<時の流れる侭に、其の四 | ホーム | 時の流れる侭に、其の六 >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ayamegusa260.blog.2nt.com/tb.php/609-19dff725
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)