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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

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恋い再び(恵美子バージョン) 其の二

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未だ時計は9時を回ったばかりで、此処までは極めて順調に来た。
何時人に見られるかも知れないので、この辺で辞めておこう。
恵美子の作って来た、ちらし弁当と熱いお茶で腹ごしらえして、
再びクルマは横浜に向かって走り出した。

クルマは順調に走り第三京浜に入る手前のラブホテルに着いた。
私の家は狩場インターから10分程の処に有る団地の中にある。
此処まで来れば後1時間も掛らずに我が家へ着く。

恵美子のリクエストに応えて一時間ほどラブホテルで過ごした。

息子と二人住まいの我が家の事、毎日の掃除は欠かさないが、
拭き掃除は滅多にやらないし、使わない二階の部屋は、
偶に空気の入れ替えをする程度で、雨戸も締め切ったまま、
殆ど手着かずである。

家に入ってからの恵美子の行動は手際よかった。
全ての窓を開け放ち、布団を物干し台に干して呉れた。

4LDKの家は、二時間ほどで、生活感が甦った。

未だ出かけるには時間が有る、
「俺は床屋に行って来るよ、
 恵美子は風呂にでも入って着替えて待っててくれ」

女房と離婚してからと言うもの、トンと女性には縁の無かった私だから
久しぶりの女性とのダンスに心が弾むのだった。
近所の床屋に行き、伸び始めた髪を散髪して貰った。

すっきりした所で恵美子が沸かして置いてくれた、風呂にも入り、
女房と別れてから着ていなかった、ダンス用のスーツを着てみた。
チョツト腹の辺りがキック感じたが、何とか動くのには問題無さそうだ。

着替えの済んだ恵美子のその容姿の美しさに私は目を奪われた。
大きく胸の開いたドレスと装飾品は、まるでプロのダンサーかと、
思わさる程の華やかさだ。人は着る物によってこうも変わるものか。
何か夢でも見て居るように、胸がドキドキしてきた。

本格的なドレスを着た彼女には似つかわしく無いが、
私が日頃通っているダンスも踊れる広いフロアーの有る
カラオケスナックに案内した。マスターと、チーフは男性で、
厨房には料理の上手な咲子さんと言う女性が居る馴染みの店だ。


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店に入ると四五人の馴染み客が居た、彼女に気づくと一瞬ドヨメキガ起きた。
何時も一人で飲みに来ては数曲歌を唄って帰る私が、
柄にも無く女性同伴で、それも場違いな美人が来たこ事に皆驚いて居る様だった。

「さっちゃん、何か腹ごしらえになる物を作ってくれる」
と私は厨房のさっちゃんに声を掛けた。
ちらっと彼女を見る目が何時もと違って嫉妬心がありありとしている振りだった。

数杯の酒とカラオケ、ダンスと食事を堪能して10時頃店を出た。
此れから何処に行こうか、と彼女に聞くと、
「海の見える所に行きたいわ」との注文が有った。
「其れでは港の見える丘公園にでも行って見ようか」
と私はクルマを走らせた。

恵美子は、酒にも滅法強かった。
私よりは三倍位の酒を飲んも平気な顔をしている。
クルマの運転が有るので飲まない様にしている私だが、
それにしても恵美子の「酒の強さ」には驚いた。
飲ませて陥落させる予定は脆くも崩れてしまった。

港の見える丘に着き、車から降りて暫く歩くことにした。
10月末の夜は冷え冷えとしている、
彼女の方から私の手を握りもたれ掛かって来たのである。
「今夜はありがとう、楽しかったわ。
 久しぶりで歌やダンスも堪能させて貰ったし、
 お酒もあんなに飲んだの久しぶりよ」
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「えぇ全然酔ってる様には見えないけど」

「私は顔には出ないのよ、でも足はフラフラよ。
 此処で貴方に襲われたら抵抗する力も無いわ」

「えぇ襲っても良いのかい」

私は彼女の肩を引き寄せてその唇を奪った。
ハイヒールを履いた恵美子は私より背が高く見える
彼女は顔を下に向けるようにして私の口付けを受け入れた。
胸元が私の目の前に有る、豊かな乳房にくらくらする私で有った。

私達はクルマに戻り、エンジンを掛けた。
エアコンを内気循環にして、窓ガラスが曇り始めてきた頃を見計らい
助手席のシートをフラットにして彼女を横たえた。
ドレスの肩紐を外し乳房を露にして、私はその豊かな乳房にむしゃぶりついた。
マシュマロの様に柔らかく弾力のある乳房は私を夢中にさせる。

乳頭が硬く飛び出して来た、こりこりとした感じで、
私の口の中で転がすように嘗め回す。
二つの谷間に顔を埋めると、
芳しい香りが鼻をつく、なんとも居えない心地よい乳房だ。

母性と女の両面を持った大きく優しい乳房は男の憧れである。
こんな乳房に毎晩顔を埋めて寝られたら幸せだろうな、と思う私である。
  1. 2014/10/06(月) 22:35:04|
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