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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

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実母・貞子と妾の静江。其の六

静江6-1
私が訪ねて行く女は、初めて性交を見せて教えて呉れた女なのだ。
今でこそ年をとって見る影もない老女だが、
約四十年前は私の陰茎を勃起させて止まない女だったのだ。

私が優柔不断だったので、静江を実家に留まらせる事になったのだと、
母方の親戚から文句を言われて、今に至るまで絶交状態が続いている。

母が五十過ぎで亡くなって、父が実家に入る事に反対しなかったのは、
あの時の事が心の底にあったせいかも知れないなと思う。

亡くなるまで母は性的には現役だった。
結婚してからも妻の目を盗んでは実家に帰り、
禁じられた肉体関係をずるずると続けていた。
実家にはただれた母子相姦の歴史が残っている。

その家に、あの女が身動き出来ずに、私の来るのをじっと待っているのだ。
事務的に、あっさりと、するだけの事をして、さっさと引き上げるつもりだった。

実家に着いて見ると、ボランティアの近所の主婦が三人で私の到着を待っていた。
この数日面倒を見ていて呉れたのだという。静江が寝かされている部屋は、
昔は応接間に使っていた八畳の南向きの一番良い部屋だった。

「遠い処をわざわざ来てくれて、ありがとう」
あの強情な静江がしおらしく礼を言うので、出鼻をくじかれた感じだった。

掛かり付けの医者に連絡して、どこかの病院に入院させて貰う積りだったが、
何処も女部屋の空きベッドがない、と断られた。
養護老人ホームの様な公立の施設で、すぐに収容してくんれるだろうと考えていたのは
大きな誤算であった。そう言う施設は何時も満員で、順番待ちの老人が何十人も
待っているのだと聞かされた。

数少ない友人や知り合いの議員秘書などに電話して、何とか方策がないかと頼んで
見たものの、時間を呉と言う返事ばかりだった。


**
居間の電話の前で途方に呉れていると、静江が呼んでいた。
「申し訳ないんだけど、背中の湿布がはがれて痛いの。ちょつと張り直して頂戴」
こんな年に成っても、静江は東京言葉を使っていた。むっとする湿布薬の匂いに嫌悪を
感じながら、ベッドに抱き起こして腰掛させた。
「ああ、痛い痛い、早くして頂戴ね」

彼女は浴衣式の寝間着を肩から外し、殆ど丸裸になった。しわくちゃで気味の悪い
身体を想像していたが、それほど痩せてもいず結構肌には張りがあった。乳房も小さく
垂れてはいるものの、白い肌にピンクの乳暈があり、小さな乳首が立っていた。

下腹には二本の肉の皺が深く刻んでいて、ぷっくりと膨らんだ恥丘に白い毛の多く
交じった陰毛が見えていた。
不器用な手付きで背中の湿布が重なり合って、反転しているのを直して、
掌で軽く叩いて平らにしてやった。
「ねえ、もう一枚お尻の処に貼ってくださらない」
と言う。仕方なく意外に重い身体を抱いて俯せに寝かせて見ると、
尻は白く左右に張り切って皺も無かった。顔は日に焼けて小皺と染みだらけなのに、
尻や背中はまだ水気を残しているのが、異様な感じがした。

こんな時なのに、陰茎にむず痒い感じが走った。
「そおっとね。お願い・・・」
静江をベッドに寝かせる時、私の首にしがみついて囁いた。

横たえると、寝間着の前がはだけたままで、殆どが白い陰毛の中に割目がはっきりと
見え、陰唇がひしゃげて少し開いていた。腿の付け根は痩せてピッタリ閉じないが、
それでも老人の物とは思えない魅力があった。

赤ん坊の様に私にされるがままで、自分で下腹部を寝間着で覆うこともしなかった。
肋骨のに上に乳房が左右に垂れ、ピンクの乳首だけが生々しかった。
「ありがとう。少しは楽に成ったわ。お医者さんも湿布を貼って痛み止めのお薬を
 呉れるだけなのよ。これじゃあ、トイレにも行けないし、どうしたらいいの?」
「おれもずうっと面倒見てやれねえし、人に頼んで入院出来る所を捜して貰っているんだ」
「ヘルパーさんも、週二回しか来られないんだって」
「参ったな。俺も会社を休めねえし」
「あっ、いたたた・・・」
静江は片膝を立てて寝間着をはらりと落とした。
(まさか俺を誘惑する積りじゃねえだろうな)

自然に目が脚の付け根の方に吸い寄せられていた。
妙にそこだけがは生々しく見えてしようがなかった。
「おまるを持ってきて呉れたんだけど、あたし背中を丸められないんで、
 使えないのよ。本当に悪いんだけど、ここに押し込んでくださらない?」
ぐっと吐き気を催していた。
「厭だなあ。トイレに連れて行ってやるよ」
「でも、痛くて駄目なの・・・」

仕方なく用意してあったビニールシートを尻の下に敷き、ガラスの花びらの様な形をした
おまる便器を、尻の下に押し込んでやった。
目の前に白髪の陰毛とはみ出した陰唇が開いていた。其の中には白っぽい肉の襞が
見えて、ひどく私の欲情をそそった。汚らしいものではなく、今にも愛液が滴って来そうな
陰裂だった。其の儘にして部屋を出た。変態気分になって小水が漏れ出すところを
見てみたいような、おかしな気分だった。
  1. 2014/09/05(金) 02:20:26|
  2. 二人の女
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