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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

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女性版。祖父の遺品の中から。其の四「異母兄妹」

*祖父の創作とは知りながらも、私は読みながら昂ぶりを押さえ切れず、
いつしか指が恥ずかしい部分に忍び入っていたのでした。
描かれている女たちの姿態はこうでもあろうかと、パンティを脱ぎ捨て、
スカートの裾を乱して足を開き、思うさま指を濡らす私だったのです。


お母さん01
静子と芳男の視線が合った。二つ違いの兄と妹。
しかし今は、二匹の牝と牡に化して、畜生道に墜ちていた。
高校生の静子だが、そのジャンパースカートの下では、パンティが濡れて、
熟れた肉体を包んでいた。

二人の間に言葉は要らなかった。芳男が抱き寄せ、あらわになった腿を撫で始めれば、
静子はぐったりともたれて目を閉じる。紅などさしていないのに、
その小さい唇は燃えるように赤い。そこへ芳男の唇が寄って行く。

唇が重なると、静子の腿がきゅっと締まった。舌と舌が絡み合う。
一度はすぼめた腿が、ゆっくり緩んで行く。
そこへ芳男の手が近づいて、局部にふれる。
パンティが下げられ、膝の辺りまで下りると、静子の足が動いて、
足首から抜けた。

芳男の指が局部に入った。静子が小さく叫んだ。
羞恥の声か快感の呻きか。芳男の指が回り始める。
指は焼きつくような熱さを感じていた。
腿の辺りの筋肉が、幾度か震えて、流れ出た粘液が指をひたし、
亀裂の外まで溢れた。

芳男は有り合わせの座布団を折って枕にし、静子を横たえた。
スカートをまくり、真っ白な腿を開かせる。
指を添えて恥丘を割ると、真紅の核が晒された。
美しい彩りだった。見る間に大きさを増し、固くなってゆく。
ピクッ、ピクッと動きさえする。


夢5-3
芳男は、自らのをつかみ出した。静子の肌に触れさせてから、
彼女の手を引き寄せて握らせた。
細くしなやかな指は、握ったまま怯えている。

静子の膝を立てさせ、さらに大きく開かせた。芳男は先端だけを埋めて見た。
さすがに少女の女体は堅く閉じられていて、容易に奥へ進ませない。
充分過ぎるほどの粘液なのに、しっかり咥えたままだ。

芳男は抗う女陰へさらに押し進める。静子が微かに眉を寄せたが、声はない。
芳男はなおも没入させる。充分に結合を果たしたようだ。

芳男は静子の足を掴むと、外側から自分の足を絡ませた。
それから腰を動かし始める。いつしか静子の臀部も男の動きに合わせていた。
粘液の噴出が増したのか、膣口から洩れて臀部へ滴っていく。
再び二人の唇が重なった。今度は激しい吸引だった。

急速に頂が近づいたようだ。二人の陰部が音立てんばかりに叩き合う。

静子の口から、生殖器を意味する隠語が、切れ切れに吐き散らされ、
それが止んだ時、絶頂感が訪れた。二人の肢体が硬直し、そのまま静止した。

やがて芳男が離れ、紙で静子の陰部を拭い始めた。
静子はぐったりと股を開いて、拭われるままに任せている。
膣口から奥まで拭いているうちに、静子の息が乱れてきた。
表情が淫らな色を浮かべ始める。

「もう一度、したいのかい?」問われて静子は頷く。
芳男は再び覆い被さった。今度は容易に進入する。
静子は自分から両脚を絡ませ、激しく臀部を揺らす。

「ああ、さっきより、ずっと好いわ。いつまでも、こうしていたいわ。
 私のお母さんと、芳男さんのお父さんが、再婚なんかしなければ、
 私たち、結婚できるのにねぇ」
呟くと、静子は腰の動きを早めていく。
(この章終わり)




  1. 2014/11/05(水) 17:53:16|
  2. 祖父の備忘録
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