◇馴染みの声◇
休憩しては、また嵌めて、イカせては、また休憩して、彼女だけを何回もイカし、
私はセーブしていました。一回射精しているので、セーブするのは容易です。
時が経ち、隣棟の客が到着したらしい物音に気付きました。
庭の回廊を渡って来る案内の女中さんの声が聞えてきます。
それに混じって客の声も聞えてきますが、やんぬるかな、
その声の主は矢張り我が妻でした。
二組が同じ条件の不倫カップル、それが同じ旅行会社に斡旋を頼めば同じ旅館に
停まる事になるのは当然の事なのに、私はまだ偶然の出来事と思いたかったのです。
其の上、私はこうなったのも全て神の思召しで、我々夫婦はその神の意思の侭に
3P4Pへの道へ踏み入らねば成らないのだと、一から十まで自分に都合の良い
神の意志を造り出していたのです。
妻達の組は、すぐ隣に入らずに向う端の棟に入りました。真ん中の棟が空室なのです。
願わくば、そこはそのまま空室であって欲しい。そうすれば夜中に覗きに行けるのに、
なんて希望を飛躍させて、またまたチンポを立てて和子女史を悦ばしていました。
「ねえ、ねえ、また勃ったわ。アナタってよく勃っのねえ。私、尽くし甲斐があって嬉しいわ。
アナタのチンポに尽くして上げられるもんですもの。もう一回しましょうね」
と言いながら、またもや跨がってきました。そして根元まで嵌め込んで来るのでしたが、
結局は自分のオマンコに尽くしている和子女史であったのです。
妻の方も始めたらしいです。先ず入浴という事で、湯殿へ入ったのですが、
そこではじまったのです。私達と同じコースを辿ったのですが、考えてみればそれが
目的でやって来たのですから、同じ事をするのは当たり前ですが、ピチャ、ピチャという
少し淫らな湯の音と、声を殺して喘ぐような妻のヨガリが、かすかに伝わってきます。
私達の方が先着組ですから、声を忍んで妻達に聞えないように用心しています。
しかし妻達の声は、此方に筒抜けになっています。それに気付いていませんから、
普段のままの声量で話しています。
これは、ひょっとするとアレの声が丸聞こえに成って呉れるのではないかと、
期待に胸膨らませましたが、果たしてその通りになりました。ほどなく、
「アッアッそこ、そこよ。もっと、もっとして」と言うお馴染みの妻のアノ声が聞えてきます。
「やってるよ。向こうでもやってるよ」
と和子女史に言ってやると、先刻承知なのか赤い顔して聞き耳を立てています。
「やってるのね。チンポ嵌めてるのね。ねえねえ、私達もオマンコしましょうよ」
手を伸ばしてチンポを握り、強く擦り立ててきます。
すぐ完全勃起です。
「元気ねえ。もう立ててしまって」
またもや女史の方から跨ってきます。
「アッいいわ。先刻より太いわあ。どうしてなの。
アッアッきつい。きついわあ。オマンコ潰れてしまう・・・」
放尿スタイルになり、腰を浮かせて直角結合になると、私に見え易いようにしてくれます。
「シイッ、声が大きい。向こうに聞えるよ」
「だって、気持ちいいんだもの。どうしょうもないわよ。アレぇ、そこ、そこよ」
懸命に声を忍ばせて耐えていますが、その辛抱が快感をいや増すのでしょうか、
たちまち女史は二つほどイクイクしてしまいました。
結合したままで、ぐったり重なっていますと、向うの方は、今が真っ最中なのか、
ヨガリ声が筒抜けに聞えてきます。妻の方は、自分達の声が聞かれているのを
まだ気付いてないようです。
でも、一方的に妻のヨガリ悶える声を聞かされていると、
私も女史も、どうしても貰い床になり、直ぐまたしたくなります。
イカさずともチンポ弄られてるのはよい気持ちです。
しかし女性は貪欲ですねえ。気分が昂まれば何回でもイカすのです。
部屋に電話が掛かってきて、
「夕食は何時に運びましょうか?」と、聞いてきました。私は一計を案じて、
「大食堂で、他の家族連れの方と一緒に、食事出来ないものか」
と、尋ねました。そして言葉をついで、
「二人だけで淋しく食べるよりも、賑やかなムードの中で食べたいのですよ」
と少し苦しい言い訳をしますと、旅館側はあっさりと悦んでOKしてくれました。
その方が手間が省けるからでしょうか。
私も本心は、自室へ運ばして女史と二人でオマンコを弄りながら食べたかったのですが、
そうすると、女中さんの「お運びさん」する音が向うの方へ聴こえるのじゃないかと
気を使ったのです。そうなったら、木内氏が自分達のヨガリ声も洩れるんでないかと
用心するに違いない。そうなると、味も素っ気も刺激もなくなるのです。
ひょっとしたら覗きのチャンスだってあるかも知れないのに。
そんな事を深謀遠慮して大広間での食事としたのです。
- 2012/10/12(金) 09:03:38|
- 熟年夫婦の色々
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