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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

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はぐれ恋。其の六

◇小さな紙包み◇
はぐれ恋6-1
それから寛子とは月に二、三度身体を交える付き合いが始ったのであるが、私の長い
性生活の中でもこれ一回だけという、最初で最後の珍しい体験をしたことがあり、 
最後に其の事を書いて置きたいと思う。
其の日、所用があって寛子の住むマンションの近所を通り掛かると、
美容院から帰る寛子に偶然出会い、徐行しながら車のクラクションを鳴らして
合図をすると、彼女は小走りに近づいてきて、手お上げて停まるように合図するので、
路肩に寄って停車した。

「ねぇ、急用じゃなかったら、これから私につきあって?」
「もう俺の用事は終わったから、良いけど、寛子はこれからお店だろう」
「私のことなら後で何とでもなるわ、マスターに電話しとけば済むことよ
 ねぇ、はやく、車に乗せて」

ドアを開けてやると、寛子は急いで助手席に乗り込んできた。
「前回抱いてもらってから、もう十日目よ、私もうしたくて、したくて」
あっけらかんとした口調でそんな事を言い、片手をツイと私の股間へ差し出して、
ズボンの上から萎えマラを撫でてきた。
「そう言われても、俺、寛子のオマンコはもう仕飽きた感じだしな」
私のそんな憎まれ口に寛子は負けずに、
「何言ってんの、お前は俺の女房だ他の男とするなと言ったじゃない。言った事には
 責任持ってよ。オマンコ仕飽きたと言うんなら、オカマ掘らして上げても良いわよ」
と、言い返してきた。

「ほんとか?」
「嘘じゃないわ。その代り、私の言うことも聞いて頂戴」
「よしよし、何でも聞いてやるぞ」
冗談半分にそんな事を喋りながら、車がドラッグストアの近くを通り掛かると、
寛子は慌てたように其処へ車を停めさせて急いで店に入り、
何やら小さな紙袋を提げて戻って来た。

「慌てて、何買ってきたんだい?」
寛子は私の問いには、フフフと笑って答えず、やがてホテルに着いたのだった。


はぐれ恋6-2
一緒に風呂へ入って、長い時間を掛けて、夫々相手の股間のモノを洗い合ったが、
寛子のオマンコは何時もよりも充血しプリプリと膨れた感じであった。
湯気の立つような裸のまま、縺れ合いながらベッドへ倒れ込むと、
「ねぇ、最初に一回だけオマンコして気を遣らせてぇ」
と、私の上に覆い被さるように跨り、既にコチンコチンに勃起したチンポを掴むが早いか、
巧みに膣口へ導いて、一気に腰を落として気際まで飲み込んだ。

余程気分が昂ぶっていたと見えて、ユッサユッサと乳房を揺らしながら、
十度余り腰を使い、尻を廻したと思うと、
「あア、イク、イク、イクウッ・・・」
と、大声で泣き叫んで、狂ったように気を遣り、ホッと息を吐いて、
「ああ、快かったを。快くって、快くって、もう、死にそうだったわ・・・」
と、上から私の顔をみて、満足仕切った笑顔を見せた。

「寛子は自分だけ気ぃ遣ればそれで良いのか、残された俺のチンポは可哀想なもんだ」
「まあ、意地悪。そんな事言わないでよ。今度はお尻でアンタにサービスするからさぁ」
と、寛子はそう言って、私の腹の上から降りると、枕元の桜紙を取って、
サッサとオマンコの汚れを掃除し、暫く何やらゴソゴソしていたと思うと、
途中で買ってきた紙袋の中身を取り出して、外箱の文字で一目で判る
コンドームと、ラブ・ローションをシーツの上に置いた。

「アンタ、お尻の経験あるの?」
「イイや、アナルなんて初めてだよ」
「そんなら、私が仕方を教えてうげるから、言う通りにしてよ」
寛子は本気でアナルセックスをする積りと見えて、私の前で股を開いて
内股から手を入れると、ローションを頼りに肛門の辺りへ塗り始めた。

寛子はそれが終わると、如何にも手馴れたた調子で、腰の下へ枕を当てて
両手で肛門を押し広げるようにしながら、
「さァ、このローションをお尻の穴へ搾り出して頂戴」と、言う。

平然と私の目の前で、これ見よがしにオマンコも尻の穴も丸出しにしている
寛子の姿に、私は唖然としながらも、言うままにチューブの口を尻の穴へ当て、
中へローションを搾り出した。

「今度は、チンポへそのサックを被せて、其処へもローションをタップリ塗ってね・・・」
寛子の態度や口ぶりはアナルセックスのベテランそのもので、私はまるで暗示に
掛かったように、彼女の言うままに動いて、怒張仕切ったチンポへコンドームを被せ、
先から根元まで十分にローションを塗りつけた。
  1. 2012/08/28(火) 08:36:58|
  2. 未亡人の性
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